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HOME > デザイナー > August Thonet / アウグスト・トーネット Eero Saarinen
エーロ・サーリネン
1901-1961
フィンランド
アメリカで開花したフィンランドの才能
アメリカ・ミッドセンチュリーの重要人物のひとりです。新構造・新素材を次々に取り入れ建築と家具デザインで数々の傑作を生み出しました。
1910年フィンランド・キルッコヌンミ生まれ。父はアメリカ近代デザイン教育の象徴であるクランブルック・アカデミーの創始者エリエル・サーリネンです。家族と共に米国に渡り、エール大学で建築を学びながらパリのグラン・シャミエールで彫刻を勉強しました。1940年MoMAの「近代家具のオーガニックデザインコンペ」でチャールズ・イームズとの協同作品「成型プラスティック・シェルの椅子(オーガニックチェア)」で1等を獲得、一躍注目を浴びます。 妹であるフローレンス・シャスト(エリエル・サーリネンの養女、後にノール社創始者ハンス・ノールの妻となる)の依頼によりノール社とのコラボレーションをスタート。1940年「グラスホッパー・チェア」、1946年「ウーム・チェア」を発表。そして1953年〜1956年代表作「チューリップ・チェア」シリーズを発表しました。 建築家としての主な作品には、MITクレスゲ講堂、MITチャペル、インガルズホッケーリンク、リンカーン・センター、ニューヨークケネディー空港のTWAターミナル、ダレス国際空港などがあります。 |
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