|
HOME > デザイナー > August Thonet / アウグスト・トーネット Tom Dixon
トム・ディクソン
1959-
イギリス
ロンドン・デザインブームの
火付け役 1959年チュニジア生まれ。
英国人の父と、フランス人とラトヴィア人の混血の母を持つ彼は、チュニジアで生まれ、1963年に一家でイギリスに移住。 チェルシー・アート・スクールに入学するも6ヶ月間しか在籍しなかったが、在学中に学んだプラスティック・バンパー技術は、同世代の中で最も刺激的、かつ革新的デザイナーである彼の中でその世界を広げていくことになった。 彼のワークショップで作られた初期の作品には、リサイクルメタルや産業廃棄物から作られたエキサイティングな作品が含まれる。これらの初期作品が複数のデザイン関係者の目にとまり、展示会への出展や製作依頼を受ける。1980年代には有名なイタリア家具メーカー・カッペリーニ社とコラボレーションし、今ではアイコン的なデザインの一つである『Sチェア』を発表、彼の名を世界的なものにした。『Sチェア』はMOMAニューヨーク近代美術館にも常設されている。 ユーロラウンジ社を設立し、1990年代半ば、プラスチックを用いた数々の作品で絶賛を浴びる。1997年にはミレニアム・マーク賞を受賞した代表作のひとつ『ジャックライト』を発表している。 1998年英国のインテリアショップ・ハビタの英国デザインヘッドに就任。インターナショナル・デザイン担当のヘッドとして、その後はクリエイティブ・ディレクターとして、彼はハビタ社の財政の再建に多大に貢献した。ハビタにとって、奇才トム・ディクソンを雇うという大胆な行動は成功したといえる。デザインと改革の分野での功績に対し、トム・ディクソンは2000年に大英勲章(OBE)を受勲した。 2001年に自身の名前のデザイン会社を設立、2004年フィンランドの現代デザインの父・アルヴァ・アアルトが創設したアルテック社のクリエイティブ・ディレクターに就任した。 |
|