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HOME > 名作プロダクト > LC1 Sling Chair / LC1 スリングチェア LC1 Sling Chair
LC1 スリングチェア
座るための機械
スリング(=吊り下げられた)チェアの名で知られる古典的名作チェアです。
水平と垂直を強調したデザインのスチールパイプのフレームに、背と座が吊り下げられた構造。座る人の姿勢や動きに応じて自在に動き、ゆりかごのようにリクライニングします。この構造からスリング(=吊り下げ)チェアやバスキュラント(=はね上げ式の橋)チェアとも呼ばれます。 1931年にコルビュジエが設計したパリのスイス学生会館に置かれた椅子としても知られ、近代建築の巨匠ル・コルビジェの代表作と思われていますが、実は一連のLCシリーズは全てコルビュジェ、シャルロット・ペリアン、ピエール・ジャンヌレの3人による共作です。特にペリアンの影響が最も大きく、イギリス陸軍がインド駐留中に使用した野外用の椅子にヒントを得たと言われています。 |
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